福祉機器(用具)とは、1993年に制定された『福祉用具法』によって「先天的な原因に基づく、あるいは高齢化によるものを含む後天的な外傷、疾病等の原因で生じた精神的、身体的不具合を補てんするため、あるいは生活に適応させるための目的を持つすべての用具・設備機器」と定義づけられています。
つまり、高齢者や身体の不自由な人たちの身体の機能を補うためや、介護のための機器で、障害を背負った人の自立した日常生活を支援するための機器をいいます。
一言で福祉機器といってもあまりなじみがない方もいらっしゃると思いますが、高齢者や障害者の皆様の自立に役立ち、介護する方々の負担を軽減する、そんな役割をもつ機器は数多くあります。
ここでは代表的な福祉機器(用具)を紹介しようと思います。